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2025.05.19 プレスリリース

関西圏駅別中古マンション値上がり率ランキング

不動産ビッグデータとAI等のテクノロジーを活用し、不動産マーケティングプラットフォームを提供する
株式会社マーキュリー(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:陣 隆浩、証券コード5025、以下「当社」)は、独自視点で業界の動向を発信しております。
今回は、首都圏に次いで相場の高騰著しい関西エリアにおいて、中古マンション相場が上昇しているのはどの駅なのか、ランキングに纏めました。

2024年もマンション相場は上昇を続けました。新築マンションはもちろんですが、中古マンションでもこの傾向は顕著です。
首都圏に次いで相場の高騰著しいのが関西エリアですが、中古マンション相場が上昇している駅はどこなのか2024年に中古流通した
築20年以内のマンションの値上がり率をランキングに纏めました。

■大阪・梅田駅周辺が上位を独占
ランキング1位は平均値上がり率+135.6%(新築時価格の2.36倍)の中之島駅でした。2位が四ツ橋駅、3位が西梅田駅で、
4位の大阪駅までの中で3駅が大阪・梅田周辺に集中するという結果になりました。
5位以降を見ても大阪・梅田周辺の駅が上位に多くランクインしています。
また、ランキングの5位に東山駅、6位に京都市役所前駅がランクインしました。
京都御苑の南側から平安神宮周辺のエリアの中古マンションの相場が大きく上昇していることが相場上昇の要因になっています。
このように関西エリアの相場は局地的に非常に相場が高騰していることがわかります。

なお、1位の中之島駅から10位の新福島駅までが、値上がり率+100%(新築時価格の2倍)を上回りました。
ランキング上位50駅全体を見ると、大阪府が32駅、京都府が11駅、兵庫県が5駅、滋賀県が2駅となり、全体の6割強が大阪府の駅となりました。
大阪・梅田周辺の価格の高騰が周辺エリアに波及することで、相場を引き上げていることが伺えます。

■新築タワーマンションが相場の高騰を牽引
新築時と比べて中古価格が大きく高騰した大阪・梅田周辺では、過去に分譲された好立地のタワーマンションの相場が大きく上昇しています。
大阪・梅田周辺では2024年に入り「グラングリーン大阪ザノースレジデンス」や「パークタワー大阪堂島浜」など、
平均価格が1億円を超える高額の新築タワーマンションが分譲されています。
これらの物件の新築分譲価格に引っ張られる形で周辺の中古マンション、特にタワーマンションの相場が大きく上昇しています。

■首都圏の都心部ほどではないが、中古マンションの価格は上昇の兆し
関西の中古マンション相場は中心部などが局地的に大きく価格が高騰していることが分かりました。
大阪・梅田周辺では2021年に1戸10億円を超える住戸がある新築タワーマンションが分譲されましたが、
2024年以降も周辺の新築タワーマンションの価格は総じて上昇傾向にあり、特に上層階の高付加価値住戸はその傾向が顕著です。
首都圏では新築の高額マンションの最高価格が上がり、それが波及して一般的な住戸や物件の相場が上昇、
中古マンション価格も追随していくといった傾向がみられますが、関西でも特に価格の高騰が顕著なエリアでは、
首都圏と同じような流れで価格が上昇する可能性も十分あり得ると考えられます。

・Realnetマンションサマリの新築分譲マンションデータと中古マンションデータを基に算出
・関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)で2024年に流通した、流通時点における築年数が20年以内の中古マンションが対象
・投資用物件、バス便物件は除く
・期間中2戸以上流通した駅に限定

【マーキュリーについて】
当社は、1991年の創業以来「不動産ビッグデータ」を武器に、事業を展開してきました。
「Big Data × Technology で不動産の未来は私たちが動かす。」をビジョンとして掲げ、
近年は従来のビッグデータに、AI等のテクノロジーを用いて不動産マーケティングプラットフォームを提供しております。
これからも高品質なサービスを提供し続けることで、更なる顧客満足と事業の拡大を目指します。
そして不動産ビジネスに関わるあらゆるステークホルダーの最良の選択の為に「確信」を届けてまいります。