業界No.1の高品質データを開発する。
1999年入社
データ開発部
システムエンジニア
大学卒業後、情報サービス企業へ入社し、技術開発の下地を習得。 その後マーキュリーの前身となるオフィスキャスター社へ転職し、物件調査業務やデータ入力業務を経験。 マーキュリー社に社名変更後は、社内の業務システムや基幹システムの開発、商品サービスの仕様設計やDB開発に携わる。 直近ではデータ開発部に所属し、複数に分かれていた業務システムやDBを統合化するプロジェクトを推進。 データ統合や業務効率化のために、情報収集や入力業務経験を生かして、システム要件定義から設計、開発を担当。
目指しているのは、業界No.1
現在、データ開発部のシステムチームに所属しています。データ開発部は自社製品サービスに使用される様々なデータを生産開発する部署で、データの収集、入力、加工を主業務としている部署になります。システムチームは、各業務を支える社内業務システムの開発や生産されるデータの運用を主業務にしています。
データ開発部は「新築分譲マンション情報で、正しく、高鮮度な、漏れ重複の無い、業界No.1の高品質データを開発する。」をミッションに掲げ、「正確性」「即時性」「網羅性」を指標化しながら、より高い数値目標の達成を目指しています。
システムチームは、高い指標値の達成のために、他チームと協議を行いながらデータチェック機能の開発や新たなデータ収集の仕組み作りなど業務システムの改善を進め、効率的なデータ生産を可能にするシステム環境を整備する役割を担っています。
高い網羅性と即時性を保つ体制
当社のビッグデータは新築分譲マンションに関係するデータになると思います。当社のデータの強みは様々な情報を独自に調査、収集、入力、加工を行っている点、また制作してきたデジタルデータを約35年分蓄積し続けてきている点です。
強みとしている点を紹介すると、新築分譲マンションとして世に発売になる前段階から情報収集を行う仕組み、世に発売されてからも情報内容の変化に合わせて情報収集を行う仕組み、取得が難しい情報について物件現地へ行って直接情報収集する体制などが構築できていることです。それによって、高い網羅性と即時性をもった情報が取得可能になっています。
その強みを支えているのは、独自のデータ入力システムを自社開発していることです。収集した情報を効率良く、重複や間違いが発生しないデータを生産する仕組み、社内のデータ化ルールに精通したスタッフを育成してルールに基づいた均一的なデータ生産体制を持つことで、収集した情報から質の高いデータを生産し、蓄積しています。
他業種でも活用されるデータにすること
当社には、これまで蓄積してきた大量の新築分譲マンション関連データとマンション販売時の物件パンフレット画像があります。これらのデータ資産は、当社の運営するサービスを通じてエンドクライアントにご利用いただいています。クライアントごとに様々な利用目的に合うようにデータを提供し、マンション企画時のマーケティング利用、周辺相場の調査や競合物件情報収集などの業務ソリューションとしてご活用いただいています。
今後は、既存サービスのクライアントだけではなく、不動産仲介市場を始め、他業種、コンシューマーと、当社の不動産データの価値を、より広く認知いただくステージを意識しています。
そのためには、今以上にデータ品質を高める必要があると思いますので、データやシステムについての定義やセキュリティ対策、障害対策、運用効率の向上など多くの課題を整理して、新市場で求められるデータの生産と運用に柔軟に対応していきたいと思います。
データに責任を持つ
データ開発部は、調査や収集を主業務にするサーベイチーム、入力や加工を主業務にするエントリーチーム、社内システムの開発やデータベース運用を主業務にするシステムチームがあります。それぞれの役割によってチーム目標は違いますが、より良いデータを生産し保持するという目標は共通しています。
この共通目標に向けて部署スタッフの各個人それぞれが努力、成長して自分たちが生み出したデータに責任を持つことが大事になってくると思います。
そのために、データに対する知見を高めて、高い網羅率と即時性を発揮させ、業界No.1の正確性を実現する独自のデータ開発ノウハウ組織を今以上に発展させていく計画を推進していきます。
また、データ開発部が所属するシステム本部には、ソフトウェア担当のシステム開発部、ハードウェア担当のインフラ開発部がありますので、これらの部署と密に連携し、様々なプロジェクトに参加しながら社内外の変化に迅速に対応しつつ、新規顧客を獲得していける組織を目指しています。
未来を動かす力になる。