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2024.09.19 プレスリリース

【全駅掲載】2023年首都圏駅別平均坪単価

不動産ビッグデータとAI等のテクノロジーを活用し、不動産マーケティングプラットフォームを提供する
株式会社マーキュリー(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:陣 隆浩、証券コード5025、以下「当社」)は、
独自視点で業界の動向を発信しております。

今回は、当社が毎年発行しているオリジナルの新築マンションマーケットレポート2023年版に掲載した「駅別坪単首都圏」から、
1都3県で2023年に供給された分譲マンション相場を発表します。
首都圏1都3県で2023年に供給された分譲マンションは34,896戸で、供給が行われた駅は330駅に上ります。
今回は当社が発刊しているトレンドレポート2023に掲載した「駅別坪単価表 首都圏」から2023年のマンション相場をレポートします。

 

最寄駅別 坪単価一覧 ダウンロードURL:
https://prtimes.jp/a/?f=d18769-264-e0514e658cf5616505cd45fd2b2521af.pdf

■1平方メートル あたり100万円以上が相場の主流に

大きな特徴としては、坪単価が大きく上昇したことです。2023年に首都圏1都3県でマンション分譲が行われた330駅のうち、
半数となる166駅で平均坪単価が330万円(1平方メートル あたり100万円)を超えました。
その高騰を大きく牽引したのが東京23区で、坪単価330万円以上が全体の81%となる(東京23区:154駅中)125駅を占めました。
坪単価330万円(1平方メートル あたり100万円)となると、ファミリータイプの主力面積帯となる60平方メートル で6,000万円、
70平方メートル で7,000万円、80平方メートル で8,000万円にもなりますので、一般的なファミリー層にはなかなか手が出しづらい価格にまで高騰していると言わざるを得ません。

■超高額の大規模物件が牽引
その最たるが坪単価最上位の麻布十番駅と浜松町駅で供給された大規模物件、「三田ガーデンヒルズ」と「ワールドタワーレジデンス」の2物件です。
麻布十番駅の「三田ガーデンヒルズ」は総戸数1,004戸という都心ではなかなか供給されない大規模物件で、物件平均坪単価が1,351万円(1平方メートル あたり408万円)、
平均面積も89.39平方メートル と広いことから、平均価格は3億6,517万円にもなる超高額物件です。
浜松町駅の「ワールドタワーレジデンス」は総戸数389戸、地上46階建てのタワーマンションで、
物件平均坪単価が1,155万円(1平方メートル あたり349万円)、平均面積が68.18平方メートル 、平均価格が2億3,810万円で、
「三田ガーデンヒルズ」程ではないものの坪単価で1,000万円を優に越える超高額物件です。
価格も高く、供給戸数も多いこの2物件が今年の都心部、ひいては首都圏のマンション相場を大きく牽引した要因で、
2023年の高値相場を象徴する物件と言っても過言ではないでしょう。

■3県(神奈川県、千葉県、埼玉県)では神奈川県が高値牽引
東京23区を除くと、神奈川県が高値を牽引しています。
中でも横浜駅周辺の元町・中華街駅が平均坪単価683.4万円(1平方メートル あたり206万円)、日本大通り駅が平均坪単価542万円(1平方メートル あたり164万円)、
横浜駅が平均坪単価530万円(1平方メートル あたり160万円)で突出しています。
千葉県で最も坪単価が高かったのは、市川駅で平均坪単価423万円(1平方メートル あたり128万円)、
埼玉県は浦和駅で平均坪単価391万円(1平方メートル あたり118万円)でした。

■坪単価200万円(1平方メートル あたり60.5万円)以下の駅数は18駅
平均坪単価が200万円(1平方メートル あたり60.5万円)を下回ったのは、埼玉県と千葉県で計18駅ありました。
首都圏1都3県で最も坪単価が安かった千葉県の成田駅でも坪単価153万円(1平方メートル あたり49万円)で、
相場の上昇に伴い下限の相場も底上げされていることが分かります。

新築マンション相場はここ数年で大きく上昇し、値ごろ感のある価格帯は中心部から郊外へと移りつつあります。
新築分譲マンション選びはエリアや沿線を選定することからスタートするのが一般的ではありますが、
相場の高騰によって希望エリアと価格が見合わないケースも増えています。
今回の相場表を参考にして予算に見合う相場のエリアの中から、自分のライフスタイルに合った場所や物件を探してみるのはいかがでしょうか。

※Realnetマンションサマリ調べ
※1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で2023年1~12月に新築分譲されたマンションが対象
※投資用物件は除く

【マーキュリーについて】
当社は、1991年の創業以来「不動産ビッグデータ」を武器に、事業を展開してきました。
「Big Data × Technology で不動産の未来は私たちが動かす。」をビジョンとして掲げ、
近年は従来のビッグデータに、AI等のテクノロジーを用いて不動産マーケティングプラットフォームを提供しております。
これからも高品質なサービスを提供し続けることで、更なる顧客満足と事業の拡大を目指します。
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